【MAVIE】生理痛のセルフケア - マビーらくらく生理日管理アプリ

生理痛の原因

生理になるとプロスタグランジンという女性ホルモンが分泌され、このプロスタグランジンの働きにより子宮内膜が子宮の収縮により剥がれ体外へ排出されます。
この際にプロスタグランジンの分泌量が多いと子宮の収縮が過剰となり腹痛や腰痛を感じることがあります。

生理痛とは一般的に生理の際に起こる腹痛のことですが、プロスタグランジンは子宮だけでなく全身に作用するため生理中に腹痛以外の体調不良が起こることもあります。
よく見られる具体的な症状は以下となっています。

生理中の症状例

腹痛
腰痛
頭痛
吐き気

生理痛の症状緩和

自分でもできる生理痛の症状を緩和させるためのセルフケア方法をご紹介します。
生理痛が辛い時に是非試してみてください。

体を温める: 体が冷えると血行が悪くなり生理痛が悪化する恐れがあります。毛布や使い捨てカイロ等で下腹部を温める他温かいお湯に浸かったり、ハーブティーやココアなどの温かい飲み物もおすすめです。
また食べ物からも生理痛の対策をすることができます。食事もなるべく冷たいものや体が冷えやすいものは避け温かい食べ物を選ぶようにしましょう。; 生理痛の緩和に効果のある食べ物について知りたい方はこちら↓
生理痛におすすめの食べ物-生理痛の緩和が期待できる食べ物をご紹介します
軽い運動やストレッチ: 体を動かせる余裕がある場合は軽めの運動を行うことによって血行が促進され生理痛の緩和が期待できます。
ウォーキングやストレッチなど無理なくできる運動で心身共にリフレッシュしましょう。
体を締め付けない服装: 体を締め付けるようなタイトな服装により血行が悪くなり生理痛の悪化につながる可能性があります
生理痛がひどい時はなるべくゆったりとしたシルエットの服を選びましょう。
アロマテラピーによるリラックス効果: ストレスにより生理痛が悪化してしまうこともあるので、アロマテラピーで精神面でリラックスすることも重要です。ラベンダー、ゼラニウム、カモミール・ローマンなどが生理痛の緩和に効果があると言われています。精油を植物油などで希釈しマッサージをしたり、精油をお風呂のお湯に2,3滴垂らして入浴を楽しむのがおすすめです。
ツボを押す: 生理痛に効果のあるツボを押すのも生理痛緩和が期待できます。指を使って気持ちいいと感じるくらいの強さでツボをゆっくり押してみましょう。痛いと感じるようならツボを押す力を少し力を弱めてみてください。
生理痛に効果のあるツボはお腹にある気海（きかい）、関元（かんげん）、中極（ちゅうきょく）、帰来（きらい）や膝にある血海（けっかい）、足三里（あしさんり）、足にある三陰交（さんいんこう）や照海（しょうかい）、手にある合谷（ごうこく）など様々な部分にあるのでお気に入りのツボを探してみてください。
薬の利用: 生理痛は鎮痛剤などの薬で抑えることもできます。症状が重い場合は無理をせずに薬に頼るのも一つの手です。
産婦人科等の医療機関で低用量ピルやその他の薬を処方してもらう他、市販の鎮痛剤(頭痛薬など)も生理痛に効果のある薬となっています。

避けたほうがいいこと

以下の行動は生理痛を悪化させてしまう恐れがあるので生理中はなるべく控えるようにしましょう。

体を冷やす: 前述のように冷えは生理痛を悪化させる恐れがあります。
体が冷えてしまうような格好や体を締め付けるような格好は避けきちんと体を温めながらリラックスして過ごしましょう。
また冷たい飲み物や体を冷やしてしまうような食べ物を摂るのもなるべく控えた方が良いでしょう。
不規則な生活: 生活リズムが乱れるとホルモンバランスがその影響を受け、分泌も乱れてしまう可能性があります。
なるべく適切な食事と睡眠を取り規則正しい生活を心がけましょう。
ストレスを溜め込む: ストレスにより自律神経やホルモンのバランスが乱れることで生理痛の悪化に繋がる可能性があります。

あまりにも症状が重い場合

あまりにも生理痛が重い場合以下の病気が潜んでいる可能性があります。

子宮筋腫: 30代〜40代の女性に多い子宮壁にこぶのような形状の良性腫瘍ができる病気。症状として月経痛悪化、貧血、便秘等が挙げられるが症状が出ない場合もあります。
子宮内膜症: 20代〜40代の女性に多い子宮内膜が本来の場所である子宮内腔以外にできてしまう病気。ひどい月経痛がある場合は子宮内膜症の疑いがあるため要注意。
子宮体がん: 30代〜閉経後の女性に多い病気。子宮本体にできるガンで月経期間外の出血や排尿時の痛み等の症状が出るのが特徴です。

日常生活に支障が出るほど痛んだり薬を服用しても症状が改善しない場合は、一人で悩まずに医療機関の受診も検討してください。

生理痛を緩和させるには

本記事では生理痛を緩和させる方法をご紹介しました。食べ物や体を温める、アロマテラピー、ツボ押しなどのご自宅でも簡単にできるセルフケアから薬の服用、病院での診察まで生理痛を緩和させる方法は沢山あるので、是非ご自身に合う方法を探してみてください。
症状の改善が見られない場合は前述の通り病気が潜んでいる可能性もあるので病院で一度診察を受けることをお勧めします。

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